モテる人の視線とは

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ちょっと変なことをお聞きしますが、街を歩くとき、男性の皆さんはどこを見て歩いているでしょうか。

 

目の前に広がる風景、前から歩いてくる人々の姿、スタイル、服装、近づいてくる人々の顔。

 

よく男どうし目が合って喧嘩になるなんて話がありますが、人は自分に向かって歩いてくる人の顔という顔、視線という視線が、とにかく気になるのでしょう。人混みのなかにいると疲れるというのは、そうしたことも原因でしょう。

 

以前の私もそうでした。こちらに向かって歩いてくる人は、とにかく細かく観察していた。それがあたかもよいことのように。するとあるとき、おもしろいことに気付きました。

 

かなりの数の女性ともすれ違い、目が合ったりもするのですが、その目の合い方に、ある法則があるのに気付いたのです。

 

あくまで私の主観ですが、客観的に見て「美人」と判断できるほどのスタイルと顔形をした女性とは、まったくといっていいほど目が合わないということです。

 

男性のなかには、すでにお気づきの人もいるかもしれません。美人ほど、あちこち見たり、すれ違う人をいちいち気にしたりはせずに、ただ前だけを見て、姿勢を正して闊歩していきます。

 

人々が自分をどんな目で見てくるか(見てきたか)、よくわかっているというのもあるでしょう。そんなものをいちいち見ていたら、自分にレーザービームのように集中するオトコたちの視線で気が滅入ってしまうのかもしれません。

 

そして、その前だけを見て闊歩する姿が、姿勢も矯正されて、とにかく自信に満ちていて、その美貌にさらに磨きがかかっているようにも見えるのです。

 

芸能人を見ていてわかるように、自信は自身を魅力的にします。人間は自らの魅力に自信を持つことで、ホルモンの働きなども影響してどんどん美しくなります。すれ違う人々の視線などいちいち気にしないことで、多くの人が自分を見ていると思い込むことすらできます(じっさいそうなのですが)。

 

けれども、すれ違う人々の視線を気にしすぎることで、どの人からも自分が期待したほど見られていない、関心など示していないと思ってしまうと、プライドを維持し続けることは難しくなります。とくに独身女性にとって、プライドは自身の存在価値につながりますから、それだけは避けなくてはいけません。

 

これは、モテるオトコにもいえることです。人はモテだすと、そうした雰囲気が外見にも現れはじめます。キョロキョロあたりを見ながらオドオド歩いていた人でも、自信を持つことで、人の視線など気にならなくなり、ただ前だけを見据えて歩くようになり、姿勢にも安定感が出て、それがさらにその人を魅力的にみせます。

 

試みに、いつも人の視線ばかり気にして歩いている男性の皆さんは、いちど前だけを見て、人々の視線など無視して歩いてみてください。モテる人、とくにモテる女性がどんな気持ちで歩いているか、疑似体験できます。こういうことか、とわかります。

 

私は、遠くから歩いてくるのがそれなりの美女だとわかるときほど、その彼女をガン無視してすれ違う、サディスティックな楽しみを味わっています。どうせ見たところで欲望だけかき立てられてその場に置き去りにされるのがオチですから、いい迷惑です。

 

歩いてすれ違うときに限らず、私は日頃から、美女のプライドをどこまで崩壊させれるかを常に考えている、とても性格のいいオトコです。

 

「恋愛レシピ100」では、そんなモテるオトコたちの日常における動き方、歩き方についても言及されているので、ぜひ参考になさってみてください。